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【通貨】東京為替:ドル売り調整継続、米雇用統計が堅調なら売り買い交錯か


日経平均株価が後場一段安となるなか、ドル・円の調整売りが続いている。市場では今晩発表される米雇用統計が最大の焦点だが、仮に堅調だった場合には、売り買い交錯で上昇は限定的との見方が出ている。ある邦銀関係者は「米雇用統計が堅調なら9月利上げへの期待感が強まることでドル買いとなる。ただその一方、株式市場がそれを織り込んで株安になればドル売りに振れる」とみており、ドル・円はもみあう展開を予想する。むしろ雇用統計が低調の方が、9月利上げの先送り観測からドル買いに振れそうだ。


なお、ユーロ・ドルは1.1116ドルから1.1138ドル、ユーロ・円は132円62銭から133円67銭のレンジ内で推移している。

《TY》

 提供:フィスコ

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