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2015年09月04日11時48分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:マーベラス、くら、大林組、NTTデータ

■マーベラス <7844>  1,052円  +50 円 (+5.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 3日、マーベラス <7844> が発行済み株式数(自社株を除く)の3%にあたる160万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月7日から9月18日まで。

■くらコーポレーション <2695>  3,545円  +145 円 (+4.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 くらコーポレーション<2695>が逆行高。同社はきのう引け後、15年10月期第3四半期(14年11月~15年7月)累計決算を発表。連結売上高が前年比7.3%増の773億6600万円、営業利益は同8.3%増の43億3500万円となった。会社側では、5月は、「7種の魚介だれ『すしやのうな丼』」、うなぎを2枚のせた「すしやの特上うな丼」を昨年と同じ価格で販売し、ネット通販での「うなぎの蒲焼き」の売り上げも含み、うなぎ販売額が過去最高を記録したと報告。7月に発売した「すしやのシャリカレー」は会社計画を上回るスタートを切ったとコメントしている。

■タダノ <6395>  1,495円  +42 円 (+2.9%)  11:30現在
 タダノ<6395>が5日ぶり反発。前日終値時点で25日移動平均線との下方カイ離が18.3%に達し、目先は売られ過ぎとみたリバウンド狙いの買いが優勢となっている。建設用クレーン大手で、北米や国内を中心に値上げ効果が利益を押し上げているほか、製品ミックスの改善も寄与している。15年4~6月期は営業利益が前年同期比17.3%増の68億2300万円と2ケタ伸長を確保。市場関係者の間では通期増額含みと見る向きも少なくないようだ。立花証券では同社の投資判断を3日付で、新規「強気」とし、目標株価を1780円に設定している。

■大林組 <1802>  1,056円  +28 円 (+2.7%)  11:30現在
 大林組<1802>、清水建設<1803>、鹿島<1812>など大手ゼネコンが全般軟調相場のなか強調展開で目を引く。中国景気の減速懸念や米国の利上げに対する警戒感を背景に、ここ外国人投資家が主力輸出株中心にキャッシュポジションを高める動きが表面化しているが、海外要因の影響を受けにくい内需好業績を代表する銘柄として建設株は相対的な強さを発揮している。首都圏を中心に相次ぐ都市再開発の動きが追い風となっている。また、労務費の高騰が15年3月期で一巡しているほか、建設資材コストも鉄や非鉄など商品市況の下落を背景に採算が上向いており、16年3月期のゼネコン各社の業績は大幅な増額修正期待が高い。

■NTTデータ <9613>  5,710円  +110 円 (+2.0%)  11:30現在
 NTTデータ<9613>、アイネス<9742>、オービックビジネスコンサルタント<4733>、ITbook<3742>、野村総合研究所<4307>などマイナンバー関連株に買いが集まっている。国民一人ひとりに12ケタの番号を割り振り、年金、医療、納税などの行政手続きを一つの共通番号で効率的に管理するマイナンバー制度の付番・通知が1カ月後に迫っている。番号の利用範囲を広げる改正法が前日に成立したが、中小企業を中心に企業側の準備の遅れが指摘されるなか、システム構築や管理を手掛ける銘柄の商機拡大が再び物色テーマとして浮上している。システム対応に伴う市場規模としては向こう5年間で2.5~3兆円に達すると予想されているほか、番号の民間開放が想定される19年度以降には、経済波及効果にして20兆円以上という巨大市場が試算され、情報サービス関連企業の将来的な成長余地が改めて注目されそうだ。

■阪急阪神 <9042>  744円  +12 円 (+1.6%)  11:30現在
 SMBC日興証券が3日付で阪急阪神 <9042> の投資判断「3(弱気)→2(中立)」に引き上げ、目標株価を610円→800円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、都市交通、エンタテインメント・コミュニケーション、ホテルなどの好調を背景に、16年3月期の営業利益は会社計画を大幅に上振れすると予想。また、今期から見直された株主還元方針(総還元性向25%を目安)に基づき年間40億~50億円規模の自社株買い実施が期待できるとしている。

■シャープ <6753>  170円  +1 円 (+0.6%)  11:30現在
 シャープ<6753>が小動き。前日終値近辺で推移している。欧州大手証券では、中小型液晶の競争激化を受けて、「第2四半期以降会社計画対比で業績の下振れが続く可能性がある」と指摘。「液晶の再編期待はあるものの、交渉には時間を有する」との見方で、当面期待が高まりにくいと解説。優先株による将来的な希薄化への懸念も継続するとみて、レーティング「アンダーパフォーム」でカバレッジを開始。目標株価を110円に設定している。

■新日鐵住金 <5401>  238.5円  +0.6 円 (+0.3%)  11:30現在
 新日鉄住金<5401>が堅調。同社は3日、西松建設<1820>とバッシー ソレタンシュ シンガポール社とのジョイントベンチャー(JV)により建設が進められている、シンガポール陸上交通庁発注の地下鉄Thomson-East Coast Line(トムソン イースト コースト ライン) のGardens by the Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)駅舎建設工事の仮設土留め壁向けに、ハット形鋼矢板とH形鋼約2000トンを納入したことを発表した。シンガポールでは、一般的にソルジャーパイル工法(U形鋼矢板とH形鋼を溶接せずに単に重ね合わせた構造)が採用されているが、同社のハット形鋼矢板とH形鋼を用いることで高剛性かつ効率的な断面性能などのメリットがある。今回の納入実績を含めて今後もシンガポールのみならず、他の海外建設市場においても幅広く提案活動を行う方針。

■日本駐車場開発 <2353>  147円  -16 円 (-9.8%)  11:30現在  東証1部 下落率トップ
 日本駐車場開発<2353>は、前日上昇の反動もあり売り先行となっている。同社は3日取引終了後、16年7月期の連結業績予想を発表した。売上高は187億円(前期比10.0%増)、営業利益は31億円(同20.5%増)、最終利益は18億5000万円(同47.6%減)を見込んでいる。2012年7月期から実施している新卒社員の大量採用に加え、需要の見込まれるシニア採用にも注力する。こうした人員増強に伴い、エリアマーケティングを強化することで、各商圏エリアでの企業のオフィス移転情報や潜在物件となるオフィス・商業施設の駐車場の不稼働情報を早い段階で収集し、新規契約獲得の営業活動に注力する。なお、最終利益が大幅減益となるのは、前期に計上した有価証券売却益(子会社株式)が今期はなくなるため。また同時に発表した、15年7月期連結決算は売上高170億700万円(前の期比12.5%増)、営業利益25億7300万円(同10.2%増)、最終利益35億3000万円(同2.2倍)だった。

■トリドール <3397>  1,507円  -74 円 (-4.7%)  11:30現在
 トリドール<3397>が4日続落。3日の取引終了後に発表した8月度の月次売上高は、全業態の既存店売上高が前年同月比1.9%増、うち丸亀製麺の既存店売上高が同2.0%増といずれも13カ月連続で前年実績を上回ったが、伸び率が今期に入って最も低かったことが嫌気されているようだ。丸亀製麺で新製品「鬼おろし肉ぶっかけ」を販売するとともに、テレビCMを全国で放映し、売上・来客数増に向けた施策を実施したことが売り上げ増に寄与したとしているが、丸亀製麺の既存店客数が0.8%減とマイナスに転じたほか、客単価も2.8%増にとどまったことが伸び率縮小につながった。

■オンコセラピ <4564>  300円  -14 円 (-4.5%)  11:30現在
 オンコセラピー・サイエンス<4564>が反落。この日の寄り前に、塩野義製薬<4507>との眼科領域疾患に対するペプチドワクチンに関する契約終了を発表しており、これを嫌気した売りが出ている。OTSでは、塩野義薬と2種の血管内皮増殖因子受容体に由来するペプチドワクチンの、加齢黄斑変性症をはじめとする網膜における血管増殖性変化に起因する疾患を対象とした開発・製造・販売権供与に関する契約を結んでいたが、塩野義薬によるペプチドワクチン開発のがん領域への選択と集中という経営戦略上の理由により契約を終了する旨の通知を9月3日に受けたという。なお、これによる業績への影響はないとしている。また、OTSと塩野義薬は、がん特異的ペプチドワクチンS-588410の臨床試験を支援する目的で食道がん患者を対象とした第3相臨床試験実施に関する覚書を締結し、塩野義薬が臨床試験を実施。また、塩野義製薬は膀胱がんを対象としたS-588410の日欧での第2相臨床試験や、頭頸部がんを対象としたS-488210の欧州での第1/2相臨床試験を実施している。

■日本ガイシ <5333>  2,513円  -102 円 (-3.9%)  11:30現在
 日本ガイシ<5333>が反落。同社は4日、自動車向け排ガス装置の販売を巡り、米司法省から米国反トラスト法違反の疑いで調査を受けていた問題で、罰金6350万ドル(約78億円)を支払う司法取引に合意したと発表した。同社は15年3月期に競争法関連損失引当金93億円を計上していたが、今回の司法取引合意による罰金額の決定を受け、16年3月期第2四半期連結累計期間に当該引当金との差額約15億円を営業外収益として計上する見通し。16年3月期通期の連結業績予想については変更していない。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,465円  -231 円 (-3.5%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>の下げ足が加速。同社の株価が6400円台になるのは2013年9月以来のことで約2年ぶりの水準。市場では外資系証券会社からのレーティング格下げの影響という見方や、ファーストリテイリング<9983>など日経平均株価への指数の影響度が大きい銘柄に断続的に売りが出ているとの観測も流れている。テクニカル面では厳しい展開が続きそうなチャートとなってきた。ほとんどのテクニカル分析で売りシグナルが発生、しばらくは下値を模索する展開が続きそうという声が聞かれた。

●ストップ高銘柄
 クボテック <7709>  860円  +150 円 (+21.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 メディアシーク <4824>  481円  +80 円 (+20.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ベステラ <1433>  5,230円  +705 円 (+15.6%) ストップ高   11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 オプトロム <7824>  1円  -1 円 (-50.0%) ストップ安   11:30現在
 文教堂GHD <9978>  548円  -100 円 (-15.4%) ストップ安   11:30現在
 グローアジア <3587>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   11:30現在
 など、3銘柄

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