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【材料】イオンFS、クレセゾンは朝高後、反落、大和証券はカードセクターを「強気」に

 イオンフィナンシャルサービス<8570>とクレディセゾン<8253>は朝高後、値を消す展開。大和証券は3日、カードセクターの投資判断を新規「強気」に設定。イオンFSのレーティングは「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」に引き上げ目標株価を2800円とした。クレディセゾンは「2」を継続し目標株価は2600円とした。イオンFSは一時91円(3.6%)高の2595円まで買われたが、買い一巡後は売りに押された。
 同証券では、「現金からカードなどへ決済手段の構造変化が続いており、個人商品に占めるクレジットカード利用金額の割合は03年の8%から12年には14%へ上昇している」と指摘。「50%を超える米国との比較で上昇余地は大きい」とみているほか「オンライン取引の普及も追い風に更なるカード利用の浸透が予想される」としている。
 カード決済市場は構造的な成長局面にあるほか、決済関連利益の質は高く、高水準のPERを適用可能とみている。

イオンFSの株価は11時18分現在2471円(▼33円)
クレセゾンの株価は11時18分現在2243円(▼47円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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