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【通貨】外為サマリー:1ドル119円70銭台後へ下落、日経平均株価下落で売り優勢

 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=119円80銭前後と前日午後5時時点に比べ57銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=133円31銭前後と同1円93銭の大幅なユーロ安・円高で推移している。
 ドル円は午前9時ごろまで120円10銭前後で推移していたが、東京株式市場の売買開始とともにドル売り・円買いが優勢の展開。日経平均株価がマイナス圏に転じ、下げ幅を拡大させると119円台後半に売られ、午前10時前には一時119円70銭台まで値を下げた。
 市場では今晩発表される米8月雇用統計の結果が関心を集めているが、足もとではリスク回避のドル売り・円買いが優勢となっている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1128ドル前後と前日に比べ 0.0107ドルのユーロ安・ドル高。前日の欧州中央銀行(ECB)理事会で、ドラギ総裁が量的緩和に関して16年9月の期限延長を示唆したことを受けユーロは急落している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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