市場ニュース

戻る
 

【材料】大林組、鹿島などゼネコン株が買われる、内需株の強さ発揮し通期大幅増額余地にも注目

 大林組<1802>、清水建設<1803>、鹿島<1812>など大手ゼネコンが全般軟調相場のなか強調展開で目を引く。中国景気の減速懸念や米国の利上げに対する警戒感を背景に、ここ外国人投資家が主力輸出株中心にキャッシュポジションを高める動きが表面化しているが、海外要因の影響を受けにくい内需好業績を代表する銘柄として建設株は相対的な強さを発揮している。首都圏を中心に相次ぐ都市再開発の動きが追い風となっている。また、労務費の高騰が15年3月期で一巡しているほか、建設資材コストも鉄や非鉄など商品市況の下落を背景に採算が上向いており、16年3月期のゼネコン各社の業績は大幅な増額修正期待が高い。

大林組の株価は9時38分現在1044円(△16円)
清水建の株価は9時38分現在1138円(△13円)
鹿島の株価は9時38分現在677円(△7円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均