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【材料】日駐は反落、16年7月期の連結営業利益は前期比20.5%増の31億円予想

 日本駐車場開発<2353>は、前日上昇の反動もあり売り先行となっている。一時、前日比12円安の151円まで売られている。
 同社は3日取引終了後、16年7月期の連結業績予想を発表した。売上高は187億円(前期比10.0%増)、営業利益は31億円(同20.5%増)、最終利益は18億5000万円(同47.6%減)を見込んでいる。
 2012年7月期から実施している新卒社員の大量採用に加え、需要の見込まれるシニア採用にも注力する。こうした人員増強に伴い、エリアマーケティングを強化することで、各商圏エリアでの企業のオフィス移転情報や潜在物件となるオフィス・商業施設の駐車場の不稼働情報を早い段階で収集し、新規契約獲得の営業活動に注力する。なお、最終利益が大幅減益となるのは、前期に計上した有価証券売却益(子会社株式)が今期はなくなるため。
 また同時に発表した、15年7月期連結決算は売上高170億700万円(前の期比12.5%増)、営業利益25億7300万円(同10.2%増)、最終利益35億3000万円(同2.2倍)だった。

日駐の株価は9時11分現在152円(▼11円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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