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【市況】基本こう着だが、上へのバイアスが強まる可能性も/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 3日のNY市場はまちまち。週間新規失業保険申請件数やISM非製造業景況指数を受けて買いが先行。欧州中央銀行(ECB)総裁の発言を受けた欧州株高も支援材料になった。しかし、雇用統計の結果を見極めたいとする思惑もあるなか、その後は上げ幅を縮めていた。ダウ平均は23.38ドル高の16374.76、ナスダックは16.48ポイント安の4733.50。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の18220円。

 米雇用統計を控えて動きづらいところではあろうが、18200円処を中心とした煮詰まり感も意識されてきている。足元でのリスクオフによるポジション圧縮の流れが一巡するなか、リバウンドを意識したスタンス。
 5日線に上値を抑えられやすいほか、ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジは継続。一目均衡表では転換線が上値抵抗として意識されうやすいだろう。しかし、これら抵抗線を捉えてくるようだと、短期トレンドが転換する可能性があり、上へのバイアスが強まる可能性はある。18150-18550円のレンジを想定する。


[予想レンジ]

上限 18550円-下限 18150円

《TM》

 提供:フィスコ

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