市場ニュース

戻る
 

【材料】日産東京販売ホールディングス---日本一の自動車販売会社網を構築へ


日産東京販売ホールディングス<8291>は東京日産、日産プリンス東京、日産プリンス西東京の各自動車販売会社(三販社)が傘下。日産自動車<7201>グループの出資比率は34%となる。自動車ディーラー事業が利益の殆どを占める中核事業となる。三販社合計の店舗数は新車が112店舗、中古車が22店舗。東京の都心部および都下の東西南北に店舗をめぐらす最大級の自動車ディーラーである。

2016年3月期は売上高で前期比0.6%増の1,450億円、営業利益で同0.5%増の41億円が見込まれている。サービス部門の整備入庫を確保するための商品の拡販により、ストックビジネスの収益拡大にも注力しており、第1四半期はわずかに減収ながら営業利益で前年同期比190.5%増の5.25億円と大幅な増益を達成している。

2019年3月期を最終年度とする中期経営計画は、売上高で2,000億円、営業利益で100億円となる。日本一の自動車販売会社網を構築することで、スケールメリット、オペレーションメリットを追求していく。首都圏・東京のネットワークを更に充実させ、新たな自動車関連事業の展開を目指す方針だ。
なお、PBRは0.74倍と1倍を下回る。株主優待は株数に応じたオリジナルQUOカードで好評だ。

《SF》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均