市場ニュース

戻る
 

【材料】ツカダグローバルHDが3日ぶり反発、ホテル事業追い風に2番底確認から戻り本番

 ツカダ・グローバルホールディング<2418>が3日ぶり反発、一時前日比31円高の757円まで上値を伸ばした。株価は全体相場に引きずられて前週8月25日に700円の年初来安値を形成、前日に安値721円で2番底を確認しリバウンドに転じている。同社はハウスウェディングの草分けだが、2011年にインターコンチネンタル東京ベイの運営会社を買収するなどを皮切りにホテル事業にも本格進出している。安倍政権では成長戦略の一環として「観光立国日本」に向け積極姿勢をみせており、同社も国策を追い風にホテル事業が好調、インバウンド関連として買いの手掛かりを提供している。訪日観光客の増加を受け大阪や東京のホテル稼働率が一段と高まりをみせるなか、3日付の日本経済新聞は「大阪市内の主要13ホテルの7月の平均稼働率は前年同期よりも3.4ポイント高い92%だった。比較可能な2008年以降で7月として初めて90%を超えた。東京都内の主要18ホテルの稼働率も86.3%と2.8ポイント上昇」と報じており、これが同社の株価を改めて刺激する格好となっている。

ツカダグローバルHDの株価は12時32分現在752円(△26円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均