市場ニュース

戻る
 

【通貨】東京為替:ドル・円は120円62銭付近、国内勢のドル買いで


3日午前の東京外為市場でドル・円は120円62銭付近。朝方に国内勢のドル買いが観測され、120円後半に上昇し、その後はもみあいが続いている。

前日の海外市場では、欧米株が反発したほか、8月の米ADP全米雇用報告で民間部門雇用者数が堅調となり、米連邦準備制度理事会(FRB)の9月利上げ期待を後押しする内容だったことから、ドル買いの地合いとなった。

ただ、ドル買いの地合いだったわりに戻りが鈍かったことから、朝方に国内勢がドル買いを強めた。その後は株価にらみの展開。日経平均株価は上昇で寄り付いた後、上げ幅を縮小した場面でドル買い・円売りは一服した。

今日は中国株式市場が抗日戦勝記念で休場。日経平均や日経平均先物、米ダウ先物、米10年債利回りなどが手がかりとなろう。

ユーロ・ドルは小動き、1.1228ドルから1.1206ドル、ユーロ・円はもみあい、135円04銭から135円32銭で推移。

【要人発言】
・日本銀行木内審議委員「過度な緩和続ければ経済・物価の安定損ねるリスク」
・国際通貨基金ラガルド専務理事「中国人民元の秩序ある国際化を期待」

《XH》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均