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2015年09月02日16時52分

【特集】電算システム Research Memo(6):長期経営計画「PLAN2020」を踏み込んだ形で公表


■中・長期経営計画概要と進捗状況

電算システム<3630>は向こう3年間の中期経営計画を毎年ローリング(見直し)して発表している。今期の期初に発表された2015年~2017年の3ヶ年中期経営計画の業績予想は、今中間期時点では特に変化はない。

また同社は、2020年までの長期経営計画「PLAN2020」を策定している。今期初に、PLAN2020の具体的なイメージとその内容についてより踏み込んだ形で公表した。業績数値としては2020年度に売上高500億円を目指すとしているが、その骨格は、ストック型ビジネスを80%超の水準に引き上げることで500億円を達成することにある。同社の事業は、収納代行サービス、国際送金サービス、クラウドビジネスBPOビジネスなど、ストック型収入の事業が多く、その割合は現在、全社売上高の約3分の2となっている。これを80%以上に高めることで、業績の成長と業績安定性の増大をともに達成しようというものだ。

今中間期までの進捗としては、大口BPO顧客獲得(稼働は今下期から)、収納代行サービス及び国際送金サービスの順調な拡大、フロー型事業モデルであるSI・ソフト開発部門におけるクラウドサービス売上高の急成長(前年同期比31%増)、などを挙げることができる。同社が今後の成長エンジンと位置付ける事業の多くはストック型収入モデルの事業であり、ストック収入比率80%という目標は、その実現可能性が十分高いと弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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