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【材料】株安状況の下、「自社株買い余地銘柄」に注目と

 東京株式市場は8月以降、日経平均株価が下落基調にあるが、このなか自社株買いを発表する銘柄が増えている。自社株買いの実施は、企業による株安への対応とも受け止められ、株価の上昇が見込める。こうしたなか、野村証券は1日「自社株買い余地に着目」とのリポートを発表した。同証券では「自社株買いと株価には本来逆相関の関係が想定でき、足もとの株価水準が自社株買いを誘発する効果も期待できる」と指摘。特に、自社株取得枠を設定し、実施余地がある企業は、相対的に底堅い需給環境が期待できる、とみている。
 同証券では、自社株買いを発表したが、株式取得を実施していない企業として久光製薬<4530>、サイゼリヤ<7581>、福山通運<9075>、KADOKAWA・DWANGO<9468>、カナモト<9678>などを挙げている。

久光薬の株価は13時43分現在4155円(△125円)
サイゼリヤの株価は13時43分現在2793円(△34円)
福山通運の株価は13時43分現在664円(△10円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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