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【通貨】東京為替:ドル堅調、日経平均の切り返し受け


2日午前の東京外為市場で、ドル・円は堅調地合いとなった。前日に今年3番目の下げ幅を記録した日経平均株価が、今日の取引でマイナス圏から切り返したことが好感された。


ドル・円は前日海外市場で一時119円前半まで売り込まれたが、東京市場では国内勢によるドル買いが観測され、値を戻す展開。119円22銭から120円46銭まで反発した。日経平均が安寄りした後プラス圏に切り返したことでドル買いが強まった。


昼にかけてはドル買い一服で、120円10銭付近でもみあった。足元では、上海総合指数の続落に対する警戒感は続き、リスク回避のムードは弱まっていないとみられる。ただ、上海株が目先プラス圏に浮上する展開になれば、ドル・円は再び120円半ばを目指す展開となろう。


一方、ユーロ・ドルは軟調となり、1.1319ドルから1.1262ドルまで下げた。逆に、ユーロ・円は堅調で、134円94銭から135円80銭まで上昇した。

【要人発言】
・ドイツ銀行中国担当チーフエコノミスト張智威氏
「中国にさらなる利下げや預金準備率引き下げの余地(上海証券報)」

《TY》

 提供:フィスコ

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