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2015年09月02日11時49分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:NIPPO、オプティム、福田組、ファストリ

■NIPPO <1881>  2,126円  +120 円 (+6.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 NIPPO<1881>が高い。建設株が上昇する地合いで舗装工事大手のNIPPOにも買い人気化している印象。証券関係者からは、国内大手の大和証券がNIPPOの目標株価を引き上げる内容のレポートを発行したことが確認されている。大和証券では「舗装土木の官庁工事回復に期待」として2016年3月期の業績予想を上方修正したうえで、目標株価を従来の2000円から新目標株価2400円に引き上げたことが伝わっている。経済環境は株安もあり、政治的要因で公共事業投資を増やす景気対策を期待する見通しも出ていることから、建設株や関連する素材、舗装工事のNIPPOなどに買いが向かったようだ。特にチャート面からも25日移動平均線をブレイク、75日移動平均線もブレイクしたことは急落後のリバウンドが強いトレンド銘柄でありチャート妙味も出てきた。

■オプティム <3694>  4,620円  +205 円 (+4.6%)  11:30現在
 1日、オプティム <3694> [東証M]が東証1部または2部への市場変更を申請したと発表したことが買い材料。1部上場を睨んだTOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いや、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。同時に、同社の菅谷俊二社長による55万8500株の売り出しとオーバーアロットメントによる上限5万5800株の売り出しを実施すると発表したが、特に売り材料視はされなかった。売り出し株数は最大61万4300株で発行済み株式数の約9.3%に相当する。売出価格は9月9日から14日までの期間に決定される。

■福田組 <1899>  1,189円  +38 円 (+3.3%)  11:30現在
 福田組<1899>が大幅高、値運びの速さを存分に発揮して年初来高値を更新。きょう1200円台をキープして引ければ、前日の陰線を包み込む大陽線を示現するかたちとなり、全般波乱相場に逆行する内需建設株の一角として存在感を高めそうだ。同社は新潟を地盤とするが、関東や中部などにもその営業エリアを拡大し、大都市圏を中心とした再開発の流れを取り込んでいる。官庁土木工事の大型受注なども会社側の想定を超え、施工効率向上やコスト削減努力が利益を押し上げ要因となっている。16年3月期は営業利益を45億円から57億円へ増額し、減益見通しから小幅ながら増益見通しに変わった。配当も前期比3円増配の10円を計画するなど株主配分にも気を配っている。

■ファーストリテイリング <9983>  48,945円  +1,465 円 (+3.1%)  11:30現在
 ファーストリテイリング<9983>が大幅高、一時は49390円まで買われ値上がりは1900円に達した。東証一部市場の売買代金ランキングで三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、みずほフィナンシャルグループ<8411>など銀行株が弱い中で急反発は目立つ存在になっている。市場関係者の間では9月1日まで売られ過ぎたという見方や、リバウンドを先取りした買いという見方、本日予定されている8月のユニクロ月次売上高の発表を買い手掛かり材料視しているという見方があった。某運用サイド関係者からは「直近までユニクロの売上高が2か月連続のマイナスとなっていることから、大引けまで株高が保たれるかわからない。」という内容を見極めるまでは慎重な意見も聞かれた。

■JT <2914>  4,258円  +105.5 円 (+2.5%)  11:30現在
 JT<2914>が反発、一時前日比134.5円高の4287円まで買われた。前日は日経平均株価が700円超の下落でコア銘柄が大幅安となったが、売られ過ぎ値ごろ感からか押し目買いも意欲的なようだ。市場ではJPモルガン証券が8月28日にリリースしたアナリストレポートを再び材料視する声が聞こえた。JPモルガンでは「中国ショックの最中にルーブル安が再来」とサブタイトルで紹介したリポートが悲観相場の中で、投資家にはポジティブに受け止められた。アナリストは、JTの下値サポートを1月ルーブル安で急落した3100円から4000円に切り上がったと指摘、「業績下方修正が予想されるが悪材料出尽くしによる押し目買いを推奨」と紹介している。

■味の素 <2802>  2,604.5円  +54 円 (+2.1%)  11:30現在
 味の素<2802>が反発。売り優勢で始まり、前日比25.5円安の2525円で寄り付いたものの、その後は買いが優勢の展開。高値では2610円まで値を飛ばす場面も見られた。欧州大手証券では、「発酵原燃料安や新興国の通貨安が従来予想以上にプラスに寄与している」と指摘。新たに子会社化したAGFが売上高好調で、「当初想定を大きく超える利益レベルに到達しそう」と解説。通期営業利益予想を850億円から888億円(会社計画は820億円)に引き上げ、レーティング「バイ」を継続。目標株価を3000円から3100円に引き上げている。

■TSIホールディングス <3608>  908円  +18 円 (+2.0%)  11:30現在
 1日、TSIHD <3608> が投資有価証券売却益が発生したと発表したことが買い材料視された。保有する投資有価証券の一部を売却したことに伴い、16年2月期第2四半期に投資有価証券売却益22.6億円を計上する。同時に、6月1日から8月28日まで募集した希望退職に528人が応募したと発表。これに伴い、退職金や特別加算金などの支給に伴う費用として、約13億円を同期の特別損失に計上する。

■キヤノン <7751>  3,686.5円  +59 円 (+1.6%)  11:30現在
 キヤノン<7751>が切り返しに転じている。朝方には前日比45.5円安の3582.0円まで値を下げる場面もあったが、8月25日につけた年初来安値3522.5円が意識されているもよう。また、1日に4Kプロジェクターを開発中であると発表したことも買い手掛かりとなっているようだ。開発中の4Kプロジェクターは、高輝度・高解像度でありながら、小型・軽量で幅広い設置環境に対応可能。2016年にも同市場に参入する意向を明らかにしている。

■コシダカHD <2157>  2,443円  +34 円 (+1.4%)  11:30現在
 1日、コシダカHD <2157> [JQ]が子会社コシダカが運営する「ひとりカラオケ専門店ワンカラ」向けにオンライン英会話「e英会話」の提供を開始すると発表したことが買い材料。オンライン英会話「e英会話」はテレビ電話ソフト「スカイプ」を使って海外にいる講師と受講者がパソコンで英会話を学習するサービス。自宅だけではなく、ワンカラ店舗においても自分の時間の都合に合わせた受講が可能となる。発表を受けて、業容拡大による収益貢献に期待する買いが向かった。

■松屋 <8237>  1,864円  +26 円 (+1.4%)  11:30現在
 松屋<8237>が全般波乱相場のなかで底堅さを発揮している。1日取引終了後に発表した8月の売上高速報では銀座本店(銀座店と浅草店の合計)は前年同月比34.7%増と好調な伸びを示した。主力の銀座店は、今月4日にリニューアルオープンする紳士部門で工事によるクローズがあったものの、紳士鞄や先行してオープンした一部ブランドを中心に売上高が前年を上回った。婦人部門も全体的に好調、婦人靴や雑貨もともに需要は旺盛だった。免税対象品についてはインターナショナルブランドや化粧品、時計が牽引し、引き続き大幅に伸長した。銀座店は目標も大幅に超過し、39.0%増と5カ月連続で前年を大きく上回る売上高を達成している。また、同社は銀座店の敷地内に外国人観光客専用の売り場を開設する方針で、化粧品や食品などの商品を扱うほか免税カウンターも設けインバウンド需要の一層の取り込みを図る。

■東ソー <4042>  522円  +7 円 (+1.4%)  11:30現在
 東ソー<4042>が反発。岡三証券が1日付でレーティングを新規「強気」、目標株価を750円に設定している。石油化学、クロル・アルカリで安定的にキャッシュを稼ぎ、成長が見込まれる機能商品へ積極的に投資をするという事業戦略を評価。今16年3月期通期業績を連結営業利益で会社側計画の670億円(前期実績513億9700万円)に対して、同証券では700億円、来期を750億円と予想している。

■関東電化工業 <4047>  940円  +12 円 (+1.3%)  11:30現在
 関東電化工業<4047>が3日ぶり反発。全体相場の急落にツレ安していたものの、足もとは実態評価の押し目買いが流入している。半導体・液晶向け特殊ガス大手で、エレクトロニクス化が進展する自動車やスマートフォン向け半導体需要の拡大が、同社の特殊ガス需要拡大につながっている。15年4~6月期は営業利益段階で前年同期比2.9倍の18億200万円と高変化、これを受けて会社側は16年3月期通期の見通しを60億から78億円(前期比68.6%増)に大幅上方修正、株価は8月18日に1098円と1990年以来、25年ぶりの高値圏に買い進まれた。きょうは朝方に900円割れまで売り込まれたが、そこから高値959円まで6.8%の戻りをみせている。

■カッパHD <7421>  1,343円  +17 円 (+1.3%)  11:30現在
 1日、カッパHD <7421> が株主優待制度を拡充すると発表したことが買い材料視された。毎年3月末日と9月末日現在で100株以上を保有する株主を対象とした株主優待について、現行の「食事券」の贈呈から1ポイントを1円として利用できる「株主優待ポイントカード」の贈呈に切り替える。100株以上1000株未満保有の株主では、2500円分の食事券から3000ポイントの贈呈に変更となり、優待金額が増加する。なお、「株主優待ポイント」は同社、コロワイド <7616> 、アトム <7412> [東証2]の対象店舗で利用できる。株主還元の強化を好感する買いが向かった。

■キリンホールディングス <2503>  1,721.5円  +20 円 (+1.2%)  11:30現在
 キリンHD<2503>が小幅高。選挙権年齢が18歳に引き下げられることで、飲酒解禁年齢を18歳に引き下げる案が浮上しているが株価に反応薄。自民党の特命委員会が選挙年齢が18歳に引き下げられることで、飲酒、喫煙に関しても現在の20歳から18歳に引き下げる案を要請する方針が伝わった。株式市場では顧客層の年齢制限が2歳引き下げられることにより、販売増につながる期待材料との見方がでているが本日のところ株価に反応が薄い。直近では外資系証券会社がサッポロHDのレーティングを格上げ、国内証券がキリンHDの目標株価を引き上げ、外資系証券会社がアサヒグループHDの目標株価を若干引き上げたことが確認されている。

■ディップ <2379>  2,172円  +23 円 (+1.1%)  11:30現在
 ディップ<2379>が続伸。同社株は8月中旬以降の全般波乱相場に揉まれ、株価は急激な調整に見舞われた。1株から5株への株式分割に伴い、最低売買金額の低下で流動性が高まったことも結果的に下げを助長し、7月30日の高値3218円(分割後修正値)から直近安値まで38%安と日経平均を大幅に上回る下げ。しかし、足もとは売られ過ぎによる値ごろ感が意識されている。アルバイト求人情報サイト「バイトル」を運営するが、スマートフォン向け対応が奏功し、企業の高水準の出稿需要をとらえ業績は飛躍局面にある。16年2月期の売上高見通しは245億円から251億7400万円(前期 比28.9%増)へ、営業利益は55億円から60億400万円(同24.9%増)へ、最終利益は30億7100万円から33億6700万円(同17.9% 増)へそれぞれ増額修正しており、業績好調な人材派遣関連として押し目買いの動きが顕在化している。

●ストップ高銘柄
 田中化学研究所 <4080>  1,142円  +150 円 (+15.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、1銘柄

●ストップ安銘柄
 そーせいグループ <4565>  4,110円  -700 円 (-14.6%) ストップ安売り気配   11:30現在
 など、1銘柄

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