市場ニュース

戻る
 

【材料】関電化が反発、実態評価し900円割れで目先底値確認

 関東電化工業<4047>が3日ぶり反発。全体相場の急落にツレ安していたものの、足もとは実態評価の押し目買いが流入している。半導体・液晶向け特殊ガス大手で、エレクトロニクス化が進展する自動車やスマートフォン向け半導体需要の拡大が、同社の特殊ガス需要拡大につながっている。15年4~6月期は営業利益段階で前年同期比2.9倍の18億200万円と高変化、これを受けて会社側は16年3月期通期の見通しを60億から78億円(前期比68.6%増)に大幅上方修正、株価は8月18日に1098円と1990年以来、25年ぶりの高値圏に買い進まれた。きょうは朝方に900円割れまで売り込まれたが、そこから高値959円まで6.8%の戻りをみせている。

関電化の株価は11時5分現在941円(△13円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均