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【市況】東京株式(寄り付き)=海外株安を受けて大幅売り優勢

 2日の東京株式市場は大きく売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比303円安の1万7861円と大幅続落。中国景気の減速懸念が再び強まるなか、世界的なリスク回避の動きが再燃している。前日の中国・上海株市場は1%台の下落にとどまったものの、欧米株市場が大幅安となり、米国ではNYダウが469ドル安と下げが加速、これを受けて東京市場でも広範囲に売りがかさむ展開を余儀なくされている。外国為替市場では1ドル=119円台後半の推移と円高が進行しており、これも主力輸出株には逆風となっている。きょうも遅れて始まる上海株市場の動向に全体相場のセンチメントは左右されそうで、場合によっては日経平均は8月26日の安値水準である1万7700円台の攻防も視野に入る。寄り付き時点で業種別では33業種全面安で値下がりで目立つのは、鉱業、鉄鋼、石油、卸売、非鉄、証券、輸送用機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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