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【市況】2日の株式相場見通し=米株式相場の大幅安などを受け売り先行

 2日の東京株式市場は、きょうの大幅続落の後遺症が残るなかで、日経平均株価は軟調な推移が予想される。さらに、前日の米株式市場で、NYダウ平均株価が400ドルを超える大幅下落となったことで、さらに売り圧力が強まりそうだ。
 1日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比469.68ドル安の1万6058.35ドルと大幅安で3日続落。中国景気の先行き不安感が再燃したことで、日本、中国、欧州など世界の主要株価が大きく値下がりしたことへの警戒感から売りが加速した。ナスダック総合指数は、同140.403ポイント安の4636.105の続落となった。
 2日早朝の外国為替市場では、1ドル=119円60銭台と前日に比べて円高・ドル安が大きく進行している。
 日程面では、プラント解体工事関連のエンジニアリングおよびマネジメント業務を手掛けるベステラ<1433>、日本国内ブランド商品などの販売を行うセレクトショップ「STUDIOUS」などを運営するSTUDIOUS<3415>がともに東証マザーズに新規上場する。このほか、8月のマネタリーベース、8月31日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、欧州家電見本市「IFA」(~9日)、米8月のADP雇用統計、米ベージュブックが焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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