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【材料】トラストHD---駐車場・不動産事業の「住」主力に「医」「食」分野を拡大


トラスト・ホールディングス<3286>は、駐車場経営、土地活用、コインパーキング等を手掛けるトラストパーク。分譲マンションの企画・販売など不動産事業を展開するトラストネットワーク。不動産特定共同事業を通じて、駐車場の小口化投資商品を提供するトラストアセットパートナーズ。駐車場管理のグランシップ。マンション等の24時間防犯サービスや駐車場警備のトラストパトロール。広告・宣伝の企画、番組の提供や街頭ビジョンの運営を行うトラストビジョン。そのほか、水素水事業を行うトラストウォーターやメディカルサービス事業を行うトラストメディカルサポート、管理のジーエートラスト、温浴事業では那珂川清滝・和楽の湯 下関せいりゅう などを傘下にもつグループ持株会社。

駐車場事業、不動産事業といった「住」に関わる事業を主力に、地域の「医」(医療・介護・健康)をサポートするために、メディカルサービス事業、水素水事業を開始。また、「食」(食・健康)に関わる分野として温浴事業に参入している。

経営戦略では、事業基盤の強化として、駐車場事業の拡大、不動産事業の安定化、新規事業の早期収益化。新たな収益源の確保として、M&Aによるグループの拡大のほか、新規事業の検討。経営基盤の強化としては、コンプライアンスの強化、人材育成の強化を掲げている。

足元の業績では、2015年6月期第3四半期(14年7月-15年3月)決算は、売上高が91.03億円、営業利益が0.81億円、経常損失が0.64億円、四半期純損失が0.88億円だった。

15年6月期通期については、売上高が前期比13.2%増の140.00億円、営業利益が同15.7%増の5.80億円、経常利益が同19.5%増の4.30億円、純利益が同34.9%増の2.20億円を見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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