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【通貨】あす(2日)の為替相場見通し=株式市場の動向を注視

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、日米株式市場の動向を注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=119円30~120円50銭。この日は、朝方は121円20銭前後での値動きで推移していた。しかし、午前9時から東京株式市場の売買が開始されると、売り優勢の展開となり、日経平均株価が700円超下落すると午後3時時点で120円30銭前後にドル安・円高が進行。夕方の欧州時間に入ると一時、119円台60銭台にまで急落した。株価の下落とともにリスクオフ姿勢が強まり、ドル売り・円買いが膨らんだ格好だ。東京などアジア市場の株価急落で再度、株式市場の行方に不透明感が強まるなか、NYダウの動向が注視されている。また、今晩は米国で8月ISM製造業景況指数の発表が予定されている。ドル円は119円後半にまで値を下げたことで、再度120円台を回復できるかが、ポイントとなりそうだ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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