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【材料】大王製紙がCB300億円を発行、単元株式数の引き下げも発表

 大王製紙<3880>が1日引け後、2020年を満期とするユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)300億円を発行すると発表した。
 調達資金の使途は、可児工場並びに連結子会社のエリエールプロダクト三島工場やいわき工場などの設備投資資金に約70億円、段ボール事業で連結子会社の大王パッケージを通じ、競争力強化を目的に各生産拠点で生産設備の増強・設備更新などの設備投資資金に合計約70億円、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を利用した三島工場での黒液発電所プラント(発電能力:約6万kW)建設資金の一部に合計約90億円、紙・板紙事業の競争力強化を目的に、主力工場の三島工場および可児工場の設備更新などの設備投資資金として合計約20億円、残額については、2015年12月17日に償還期限を迎える第16回無担保普通社債の償還資金の一部に充当する予定としている。
 会社側は同時に、10月1日付で同社株式の単元株式数を1000株から100株へ引き下げるとも発表した。
《MK》

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