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【材料】海運株が売られる、タンカースポット運賃とバルチック指数の下落続く

 日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株が安い。足もと原油市況は反発局面にあるが、これは売りを仕掛けたヘッジファンドの買い戻しによる部分も大きい。大型原油タンカーのスポット運賃は一段と下落基調にあり、海運業界の採算ラインを大きく下回る状況。また、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は8月28日時点で2ポイント安の903と9日続落、中国の景気減速をはじめアジア新興国経済の低迷を暗示する動きで海運株にも売りが優勢となっている。

郵船の株価は14時43分現在313円(▼6円)
商船三井の株価は14時43分現在337円(▼5円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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