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【材料】住友鉱が5%超安、中国景気減速でニッケル価格の下落続く

 住友金属鉱山<5713>が前日比5.6%の下げとなったほか、大平洋金属<5541>も下値模索の展開となっている。原油市況は足もとヘッジファンドの買い戻しとみられる需給要因から急反騰態勢にあるが、中国の景気減速懸念が強い中、銅やニッケルなど非鉄市況は逆風環境が続いている。特に在庫過剰を背景にニッケル市況の軟化が顕著で、直近は約6年ぶりに1トン当たり1万ドルの大台を割り込んでいる。ニッケル価格の下落は収益デメリットにつながる両社にとって売りを誘発する材料となっている。

住友鉱の株価は14時30分現在1454.5円(▼86.5円)
大平金の株価は14時31分現在311円(▼9円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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