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【材料】トリケミカルが反落、7月中間期営業利益2.2倍と発表も材料出尽くし感強まる

 トリケミカル研究所<4369>が反落。8月31日の取引終了後、第2四半期累計(2~7月)単独決算を発表しており、売上高25億1500万円(前年同期比30.8%増)、営業利益4億100万円(同2.2倍)、純利益2億6600万円(同2.5倍)と、従来予想の営業利益3億6000万円を上回る大幅増益で着地したが、材料出尽くし感から利益確定売りが先行している。主な販売先である半導体業界で、スマートフォン向けを中心に高稼働を維持していることから材料需要が堅調に推移。また、太陽電池材料についても当初計画を上回って推移した。
 なお、16年1月期通期業績予想は、売上高49億5000万円(前期比20.6%増)、営業利益6億4000万円(同82.3%増)、純利益4億1000万円(同13.7%増)の従来予想を据え置いた。

トリケミカルの株価は9時25分現在711円(▼49円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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