【通貨】欧州為替:ユーロは小幅安、ユーロ圏CPIをきっかけにポジション整理
18:00に発表されたユーロ圏・8月消費者物価指数(CPI)速報値は前年比+0.2%と予想の+0.1%を上回ったが、ユーロは売られた。通常なら消費者物価の上昇は利上げが意識されるためユーロ買いに振れやすくなる。このユーロの値動きについて邦銀関係者は、中国経済の減速懸念や世界的な株安でユーロ選好の展開となり、ユーロ買いのポジションが積み上がっていたことからポジションを整理するため、指標の発表をきっかけに売りが出たのではないか、との見方を示す。
・ユーロ圏・8月消費者物価指数速報値:前年比+0.2%(予想:+0.1%、7月:+0.2%)
《TY》
提供:フィスコ