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【通貨】あす(1日)の為替相場見通し=121円前半の一進一退も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、121円台前半での一進一退が続きそうだ。予想レンジは1ドル=120円80~121円80銭。先週末28日にフィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長が、9月の利上げを否定しなかったことから、米長期金利が上昇し、121円台に乗せた。この日は、先週末の流れを引き継いだ。日経平均株価の下落で一時、120円80銭台まで値を下げる場面があったが、売り一巡後は121円台に値を戻し、下値での買い基調の強さを示した。今晩は米8月シカゴ購買部協会景気指数の発表があるが、その他に目立った経済指標の発表はなく、NYダウの動きが小幅なら手掛かり材料難となる可能性もある。あすは国内では早朝に4~6月期法人企業統計の発表が予定されている。また、豪州準備銀行理事会が開催されるほか、中国8月製造業PMIの発表があり、中国関連の動向も再度、注目を集めそうだ。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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