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【通貨】外為サマリー:一時1ドル121円台を割り込む、日経平均株価の下落で売り先行

 31日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=121円14銭前後と前週末午後5時時点に比べ39銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=136円26銭前後と同14銭のユーロ安・円高で推移している。
 ドル円相場は午後1時過ぎに一時120円88銭をつけ121円ラインを割り込んだ。日経平均株価の下げ幅が300円を超え、リスクオフ姿勢の高まりとともにドル売り・円買いが優勢となった。ただ、121円台後半では下値に買いが流入し、その後121円10銭台に値を戻した。
 今週末に9月利上げの有無をみるうえで重要な米8月雇用統計の発表があるが、この日は米国ではシカゴ購買部協会景況指数がある程度で、目立った指標の発表はない。こうしたなか、9月利上げ観測の後退とともに積極的なドル買いは入れにくい状況にもなっている。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1249ドル前後と前週末に比べ 0.0047ドルのユーロ安・ドル高で推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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