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2015年08月31日14時20分

【経済】中国:エステ店販売のスキンケア用品に水銀、基準値の7268倍


生活レベルの向上とともに、女性の“美への追求”が高まる中国で、エステサロンを巡る消費者トラブルが頻発している。浙江省金華浦江県のある女性は今年6月、倦怠感、身体のふるえ、目のかすみなどの症状を訴えて病院を訪れ、「ネフローゼ症候群」の診断を受けた。化学検査により、女性の尿から基準値を超える水銀が検出されている。仕事で水銀に接触する機会がないことから、原因を精査した結果、女性がエステサロンで購入したスキンケア用品に、基準値の7268倍にあたる水銀が含まれていたことが判明したという。浙江在線が27日付で伝えた。
女性が使用していたスキンケア用品は、エステサロン「暖縁美容店」で購入したシミ取りクリーム「中薬新活?斑霜」と、美白クリーム「好易白鮮活芦薈新活美白嫩膚霜」。スキンケア用品に含まれる水銀の基準値は、中国では1キログラムあたり1ミリグラム以下と定められている。しかし、同製品からは、同7268ミリグラムもの水銀が検出された。
現在までに、同製品を使用した顧客8人が入院し、うち1人の尿からは、基準値の1万倍を超える水銀が検出されたという。同県市場監督管理局によると、「暖縁美容店」は正規の営業許可を受けたエステサロンだったという。同局は、同店の店舗を閉鎖し、被害状況や原因についてさらなる調査を続けている。
中国のエステ業界は足元で混乱状態。営業許可証を持たない店や、安全性に問題のある美容用品を使っている店も少なくないという。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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