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2015年08月31日10時06分

【市況】概況からBRICsを知ろう~28日のインド株式市場は上昇。中国本土市場大幅上昇で買い安心感。


【ブラジル】ボベスパ指数 47153.87 -1.18%
28日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比561.41ポイント安(-1.18%)の47153.87で取引を終えた。47872.39から46847.37まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは17、値下がりは49であった。

この日発表されたブラジルの4-6月期GDPが前期比-1.9%まで落ち込み(1-3月期は-0.7%)、景気後退入りとなったことがブラジル株の強い売り圧力となった。また、ブラジル政府が、すべての金融取引に対する課税復活を検討しているとの憶測が広がり、売りにつながったもよう。

【ロシア】MICEX指数 1719.16 +1.41%
28日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比23.94ポイント高(+1.41%)の1719.16で取引を終了した。1690.41から1723.15まで上昇した。

ブレント原油先物が、中国の株価反発を受けた需要回復期待から、50ドル絡みまで続伸したこと(前日終値47.56ドル)。また、ベネズエラが、ロシアを交えた石油輸出国機構(OPEC)の臨時会合の開催を提案したとされ、原油価格引き上げによる国家財政改善の思惑などが、ロシア株を押し上げたもよう。

【インド】S&PムンバイSENSEX指数 26392.38 +0.61%
28日のインドSENSEX指数は上昇。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比161.19ポイント高(+0.61%)の26392.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.67%(53.00ポイント)高の8001.95で取引を終えた。

高く寄り付いた後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、後半に上げ幅をやや縮小させた。前日の欧米市場が大幅に上昇したことに加え、この日の中国本土市場が大幅に上昇したことが買い安心感を与えた。国内では、政府がスマートシティの推進に関する実務に入っているとの報道が、通信関連の物色手がかり。第1弾はムンバイを含む10都市になる。


【中国本土】上海総合指数 3232.35 +4.82%
28日の上海総合は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比148.76ポイント高(+4.82%)の3232.35ポイントと続伸した。

インフラ関連の銘柄が相場をけん引。鉄道車両の中国中車(601766/SH)やゼネコンの中国中鉄(601390/SH)、発電設備の上海電気集団(601727/SH)などがそろってストップ高した。発電やガスの公益株、資源・素材株、自動車株、不動産株なども急伸。抗日戦勝70周年記念の軍事パレードを9月3日に控え、軍事関連株の多くが値幅制限いっぱいまで買い進まれた。

《TT》

 提供:フィスコ

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