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【市況】個別銘柄戦略:主力株の短期リバウンドから材料株へと関心シフトの公算も


為替の円安などは買い手掛かり材料となるが、短期リバウンドの動きにも徐々に一巡感が強まり、様子見気分が強まっていこう。米国の利上げタイミングを睨んで、雇用統計などの経済指標を見極めたいといった流れに向かっていくと見られるほか、中国の経済指標発表に向けた警戒感なども強まっていく余地がある。月末要因も短期資金のポジション整理を誘いやすいだろう。全般的に主力大型株から材料株へと関心が移っていくと考える。原油市況が連日の大幅上昇となっており、原油高メリット銘柄への関心は続く可能性。一方では、原油安デメリットの空運や海運などにはネガティブな見方も。ただ、空運株には本日格上げの動きなどは観測されているようだ。ほか、リニア関連の物色の幅の広がりが期待されるほか、地熱発電関連などにもテーマ物色の動きが向かうか。時計・宝飾品の値上げ報道から、宝飾品を手掛ける銘柄などにも関心高めたい。

《KS》

 提供:フィスコ

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