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【通貨】NY為替:ドル・円は121円64銭、米FRB副議長は9月利上げ排除せず、ドル続伸


28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円70銭から121円76銭まで上昇し121円64銭で引けた。米国の7月コアPCE(個人消費支出)価格指数が予想外に低下、個人支出も予想を下振れたため、一時ドル売りが優勢となった。その後、フィッシャー米FRB副議長がTVインタビューで、9月の利上げに関し、「言及するのは時期尚早」「今後2週間の指標を考慮する必要がある、特に8月の雇用統計」と述べ、依然選択肢としていることが明らかになり、ドル買いが再燃。


ユーロ・ドルは、1.1277ドルから1.1156ドルまで下落して1.1182ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測を受けたユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、136円26銭から135円32銭へ下落した。


ポンド・ドルは、1.5336ドルまで下落後、1.5417ドルまで上昇。ドル・スイスは、0.9581フランから0.9641フランまで上昇した。ジョルダン・スイス国立銀行(SNB)総裁の発言「スイスフランは著しく過大評価、介入の準備」でフラン売りが再燃した。

《KK》

 提供:フィスコ

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