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【通貨】外為サマリー:一時1ドル121円20銭前後へ上昇、米景気拡大観測でドルに見直し買い

 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後4時時点で1ドル=121円06銭前後と前日午後5時時点に比べ63銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=136円35銭前後と同16銭のユーロ高・円安で推移している。
 ドル円相場は121円台前半で推移。午後3時10分過ぎには、一時121円20銭まで買われる場面があった。前日のニューヨーク市場で発表された4~6月期の米国内総生産(GDP)改定値は、前期比3.7%増と速報値(2.3%)から大幅に上方に見直された。市場予想(3.2%)も大幅に上回ったことを受け、米長期金利が上昇。ドル買い要因となった。
 市場はあす予定されている米ジャクソンホールでのフィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副総裁の講演に注目している。同氏が9月利上げの有無に関して示唆を行う発言を行うかどうかがポイントとなる。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1264ドル前後と前日に比べ 0.0044ドルのユーロ安・ドル高で推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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