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【市況】日経平均は大幅に3日続伸、500円超の上昇で19000円台回復/相場概況


日経平均は大幅に3日続伸。27日の海外市場では、上海株が大引けにかけて急伸したほか、米4-6月GDP改定値の市場予想上振れでNYダウが369ドル高となった。こうした流れを受けて、日経平均は334円高からスタートし、寄り付き後には19000円台を回復した。週末要因などからもみ合う場面も見られたが、上海総合指数が堅調に推移していることも好感され、日経平均は強含みの展開となった。後場には先物に断続的な買いが入り、一時19192.82円(前日比618.38円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前日比561.88円高の19136.32円となった。東証1部の売買高は29億5977万株、売買代金は3兆941億円だった。業種別では、非鉄金属や鉄鋼の上昇率が6%を超えたほか、鉱業、卸売業、石油・石炭製品は5%超の上昇となった。一方、下落したのは空運業のみだった。

個別では、売買代金上位のトヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>がいずれも4%超上げたほか、ソフトバンクグ<9984>、東電力<9501>、三井住友<8316>など全般堅調。アルプス<6770>、三井物産<8031>、三菱商<8058>、住友化<4005>は6%高と大幅に上昇した。また、銭高組<1811>、日コンベヤ<6375>、邦チタニウム<5727>などが東証1部上昇率上位となった。一方、NTTドコモ<9437>などが軟調。また、ディップ<2379>、ワタベ<4696>、大塚商会<4768>などが東証1部下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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