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【材料】国内大手証券、化学・繊維のトップピックは三井化学、東ソー、日本触媒

 SMBC日興証券の化学・繊維セクターのリポートでは、総合化学・合繊は「2015年度上期まで高い業績変化率が続くも、下期以降のモメンタム鈍化が不可避で、目先バリュエーションの切り上がり余地は限定的」と指摘。電子材料は「ロジックを中心としたデバイスメーカーの生産調整の影響を受けている事に加え、顧客との契約期間が長期化していることもあり300ミリウェハーの値上げ実現には時間を要する」と解説。ファインケミカルは「足元で原油やナフサ価格が各社の前提よりも弱含みの推移で、自動車生産など内需が上向きに転じれば、下期以降、業績モメンタムの好転が見込める」とみて、サブセクターの選好順位を、ファインケミカル>総合化学・合繊>電子材料の順に設定。
 個別では、三井化学<4183>、東ソー<4042>、日本触媒<4114>をトップピック推奨している。
《MK》

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