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【材料】三菱UFJなど大手銀行株が活況高、個人の信用余力復活、郵政上場の政策買い思惑も

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>など大手銀行株が活況高。全般株式市場は前日から26日を境に一変し急速な戻りに転じている。そのなか、「週初の24日は(急落の背景に)海外投資家の売りが観測されたが、25日はかなりの部分が個人の信用の投げなど狼狽売りに伴うオーバーシュート気味な下げだった」(国内ネット証券大手)という。目先は下げ幅の半値戻しで上昇一服感もあるが、銀行株のパフォーマンスは全体相場の戻りを上回っており、株式需給面でも個人の信用余力復活にひと役買っている。また、「大手銀行株については郵政上場を11月に控え、公的年金資金の買いなど政策的支援の思惑もある」(同)と指摘されていた。

三菱UFJの株価は13時30分現在819.1円(△32.2円)
三井住友の株価は13時30分現在5025.0円(△182.5円)
みずほの株価は13時30分現在251.7円(△9.6円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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