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【通貨】東京為替:ドル・円は121円04銭付近、日本株と上海株の堅調受け


28日午前の東京外為市場でドル・円は121円04銭付近。日経平均株価が500円超高となるなか、ドルは上値を切り上げ、一時121円31銭まで買われた。上海総合指数が節目の3000ポイントを超えて続伸となっていることもドルの押し上げ要因。

27日夜に発表された米4-6月期国内総生産(GDP)改定値は前期比年率3.7%増と、速報値の2.3%増から上方修正された。これを好感し、ドルは前日海外市場で121円40銭まで上昇。買い一服後は東京市場の朝方まで売りが続いた。東京市場では、引き続き日経平均や上海株をにらみながらの取引で、株高継続ならリスク選好的なドル買いが優勢となり、121円50銭レベルを試す可能性がある。

【要人発言】
・中国の南開大学の何自力教授(経済日報紙)
「中国は経済の減速傾向に歯止めをかけ、中高速ペースの成長を実現する条件と能力
を持っている」
・麻生財務相
「所得環境改善、方向は間違いない」

《XH》

 提供:フィスコ

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