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【材料】ラクーン---16年4月期1Q営業利益52.2%増、「スーパーデリバリー」順調


ラクーン<3031>は27日、2016年4月期第1四半期(15年5-7月)決算を発表。売上高は前年同期比8.8%増の5.33億円、営業利益が同52.2%増の0.87億円、経常利益が同48.7%増の0.86億円、四半期純利益が同54.2%増の0.54億円だった。

セグメント業績については、EC事業において主力事業である「スーパーデリバリー」の経営指標は会員小売店数45,164店舗(前期末比794店舗増)、出展企業数1,058社(同7社減)、商材掲載数473,702点(同17,353点増)となった。購入小売店数は順調に増加したが、客単価については個人消費動向落ち込みの影響を受け、「スーパーデリバリー」の流通額は22.74億円(前年同期比1.4%減)に。会員小売店数、出展企業数の増加により、会員小売店から徴収する月会費、出展企業から毎月徴収する出展基本料が増加し、売上高の増加に寄与している。

Paid事業においては、ロックオンと業務提携を行い、BtoBサイトを構築する企業に対し掛売り決済をスムーズに導入することが可能になった。これにより、加盟企業数の獲得が増加し、また、稼働企業数が増加している。売掛債権保証事業については、売上高、利益ともに2ケタの増加となっている。

16年4月期については、売上高が前期比10.4%増の22.70億円、営業利益が同23.5%増の4.15億円、経常利益が同25.4%増の4.10億円、純利益が同29.4%増の2.60億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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