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【市況】東京株式(寄り付き)=海外株高、原油高受けて買い優勢

 28日の東京株式市場は大幅に買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比334円高の1万8908円と続急伸。1万9000円台回復を目前にとらえている。前日に中国・上海株市場が大きく切り返したことを受けて、欧米株市場が総じて高く、米国株市場ではNYダウが途中値を消す場面もあったものの、結局369ドル高と大幅高で引けた。これを受けて東京市場でも主力株中心に広範囲に買いが続いている。外国為替市場では1ドル=121円台に入るなど円安が進行したほか、原油市況も前日のWTI原油先物が急反発、全般はこれまでのリスク回避ムードが後退している。ただ、中国経済の不透明感などを背景に依然として相場は不安定な環境下にあり、きょうは週末ということもあって、買い一巡後は中国株の動向などを横にらみに伸び悩む可能性もある。寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に鉄鋼、鉱業、繊維、非鉄、卸売など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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