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【経済】「危機は終わっていない、現時点株式を買わない」=ジム・ロジャーズ氏


米著名投資家ジム・ロジャーズ氏はこのほど、中国の南京市に訪問した際、中国のメディアから現在の投資状況などに関する質問を受けた。ロジャーズ氏は、自身が現時点株式を買わない方針を示した。危機がまだ終わっていない上、中国市場のほか、ほかの市場も大きな問題を抱えているとの認識を示し、危機が終了した後に中国とロシアの株を取得する計画を明らかにした。

ロジャーズ氏は、2016年、17年に西側諸国が経済危機を発生する可能性があると警告し、金の投資がリスク回避ツールのひとつになると指摘。ただ、現時点では金購入のベストタイミングではないとの見方を示した。1オンス当たり1000米ドルまで下落した場合、自身が金の投資を考える可能性があると示唆した。

また、今年7月に購入した中国株について、現時点では含み損を抱えていることも明らかにした。ただ、投資は長期で行うもので、現時点は様子を見ていると発言した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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