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2015年08月27日21時29分

【市況】FRB副議長の発言を注視、市場のアク抜け期待


『米株式市場』

 26日のNY市場は上昇。ダドリーNY連銀総裁が9月利上げに消極的な発言をしたことをきっかけに、引けにかけて大きく上昇する展開となった。ダウ平均は619.07ドル高の16285.51、ナスダックは191.05ポイント高の4697.54。

 グローベックスの米株先物は、NYダウで200ドル高程度を織り込んで推移しているほか、欧州市場の軒並み強い動きをみせており、買い先行の展開が期待される。また、上海指数が取引終了間際に急伸し、5%高となったことも買い安心感につながる。中国では全国社会保障基金が28日に記者会見を開くと伝わり、年金マネーが市場に流入するとの期待が高まったようである。

 また、米国では4-6月期GDP改定値の発表が予定されている。9月利上げの見方については、足元の株価急落を背景に先延ばしとの見方が増えている。ゴールドマン・サックスの見解によると、9月の利上げの可能性はほぼゼロとの見方もされている。その他、米カンザスシティで連銀主催のシンポジウム(ジャクソンホール)が開催される。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は欠席の予定であるが、フィッシャーFRB副議長は参加するため、利上げについての発言が意識されそうだ。

 もっとも9月のFOMCまでは不安定ではあろうが、不透明感が払拭されることになれば、9月利上げ開始としても、市場はアク抜けにつながるとみておきたい。
《TY》

 提供:フィスコ

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