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【通貨】あす(28日)の為替相場見通し=米GDP改定値に注目

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、今晩のニューヨーク市場で発表される4~6月期国内総生産(GDP)改定値の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=119円80~121円00銭。この日は午後4時過ぎに一時120円50銭台まで上昇する場面があったが、全般は120円を前後とする一進一退が続いた。ダドリーNY連銀総裁が、「9月利上げの見通しは低下した」と発言。この発言が米長期金利低下を促しドル安要因となった。中国不安が薄らぎ、リスクオン姿勢は強まりつつある一方、利上げ観測の後退は金利低下によるドル安要因との反応になっている。このなか、今晩発表されるGDP改定値は前期比年率で3.2%前後に改定されるとの見方が出ている。その内容次第では、9月利上げ観測の見通しに変化が出てくるとみられる。また、あすの国内は月末の統計ラッシュで7月消費者物価指数や失業率などが公表される。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年08月27日 18時22分

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