市場ニュース

戻る
2015年08月27日17時21分

【市況】<マ-ケット日報> 2015年8月27日

 27日の市場は日経平均が続伸。終値は前日比197円高の1万8574円だった。前日の米国株が急反発するなど世界的な株安が目先一服したことでこの日も買い戻しが広がった。一時は400円超えの上昇となったが、前場で買いが一巡すると、後場は材料不足から上げ幅を静かに縮めている。中国からは金融以外の政策が出て来ず、なかなか本格的なアク抜けにつながらない。

 昨日の米国市場は中国株の下げ渋りと良好な経済指標を好感してダウ平均が7日ぶりに急反発した。上げ幅619ドルは2008年10月28日(889ドル)以来約7年ぶり。NY連銀の要人が9月の利上げが遠のいたとの発言をしたことも終盤の一段高につながったようだ。さて、ようやくリバウンドの局面に移行した世界の株式市場。東京市場も昨日に続いてのリバウンド相場となった。ただ、先物などの買い戻し以外は上値を買う主体がなく、本日はそれが一巡すると次第に息切れへ。震源地である中国から金融以外の政策が示されず、中国景気がどのようになっているのか判然としない状況では、実需はなかなか戻って来れないだろう。日経平均のチャートは1万8800円強のところに最初の戻りのカベが形成されつつある。この少し上には200日移動平均線(1万9031円)を始めケイ線上のフシ目が1万9000円前後にズラリと並んでおり、単なるリバウンドだけでは抜き難い状況となっている。中国発の政策が待ち望まれるところである。(ストック・データバンク 編集部)

日経平均