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2015年08月27日15時36分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):住友化、NTTドコモ、味の素、ダスキン

■住友化学 <4005>  569円  +23 円 (+4.2%)  本日終値
 住友化学<4005>が続伸、一時前日比38円高の584円まで買われている。同社は26日、農薬などの農業関連製品の効力評価、開発、分析を行う「ラテン・アメリカ・リサーチ・センター」をブラジルに設立することを発表した。新たに設立する「ラテン・アメリカ・リサーチ・センター」は、グループ初の中南米に設置する研究開発拠点。農薬事業の戦略地域である中南米を対象とした、精密かつ信頼性の高い評価試験を実施することで、現地に最適な製品の開発を加速させる。

■NTTドコモ <9437>  2,529円  +101.5 円 (+4.2%)  本日終値
 NTTドコモ<9437>が大幅続伸。前日比32円高の2459.5円で取引を開始し、その後も買いが買いを呼ぶ展開。上げ幅を拡大させる動きとなっている。市場では、売られ過ぎの反動と見る向きが多いものの、一部で、「欧州系証券が通信セクターを買っている」との見方が浮上。東海東京証券では、「好業績・高配当銘柄として戻り余地大」として、同社株をピックアップしている。

■味の素 <2802>  2,571円  +102.5 円 (+4.2%)  本日終値
 味の素<2802>が堅調に推移している。同社はきょう午後2時に、日清食品ホールディングス<2897>と折半出資しているブラジルの合弁会社、日清味の素アリメントスの全持ち分を日清食HDに譲渡する契約を結んだと発表した。これに伴い、同社は特別利益250億円程度が発生する見込みであることも公表。16年3月期通期の連結純利益予想を従来の500億円から650億円(前期比39.8%増)に引き上げた。なお、売上高および営業利益、経常利益については従来計画を据え置いている。

■ダスキン <4665>  2,393円  +68 円 (+2.9%)  本日終値
 ダスキン<4665>やパソナグループ<2168>が高い。27日付の日本経済新聞は、「政府が国家戦略特区の大阪府と神奈川県で外国人を使った家事代行サービスを年内に解禁するのに応じ、ダスキンやパソナが同サービスに乗り出す」と報じた。この日は両社の事業拡大に期待する買いが流入した。また、ダスキンの代理店を行っているナック<9788>も買われた。

■第一生命保険 <8750>  2,186円  +62 円 (+2.9%)  本日終値
 第一生命保険<8750>が3日続伸。株価は一時、前日比95円(4.5%)高の2219円まで買われた。ゴールドマン・サックス証券は26日、同社株の「買い」を継続した。26日に日本生命が三井生命を買収することで大筋合意した、との報道が伝わったが、同証券では「報道が事実であったとしても、同買収は保険料収入で15位の会社が1位の会社の傘下に入るという構図であり、価格やコスト面で業界全体が変化するような転換点にはならない」と指摘。「業界再編との見方は尚早」とみている。同証券では、第一生命は、M&A(合併・買収)、商品、運用においてALM(資産・負債総合管理)の構造改革を進めている点を評価し、買い推奨している。

■新晃工業 <6458>  1,205円  +34 円 (+2.9%)  本日終値
 26日、新晃工 <6458> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.84%にあたる50万株(金額で5億8550万円)を上限に、27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は26日終値の1171円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■大成建設 <1801>  787円  +22 円 (+2.9%)  本日終値
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の建設セクターのリポートは、「ゼネコン各社の第1四半期決算は歴史的な好決算だった」と指摘。ゼネコンが最も変わってきた点は、「受注価格競争を行わなくなったこと」とみて、「施工能力を勘案した工事の平準化、工事契約の厳格化、2020年以降の建設需給に対する警戒感などを意識したマネジメント姿勢へと変化していることは特徴的な事象」と解説。マーケット要因で株価が下落している時こそ、エントリータイミングと位置づけ、第2四半期決算発表に向けて増額修正が期待できる銘柄として、大成建設<1801>、大林組<1802>、清水建設<1803>、長谷工コーポレーション<1808>、鹿島建設<1812>を紹介。セクターレーティング「強気」を継続している。

■ココカラファイン <3098>  4,855円  +130 円 (+2.8%)  本日終値
 26日、ココカラF <3098> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の85億円→110億円に29.4%上方修正。増益率が29.3%増→67.3%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。品揃え強化や既存店の改装などで、既存店売上高が堅調に推移する中、不採算店の閉鎖や経費の効率化が利益を押し上げる。

■オリエンタルランド <4661>  6,861円  +172 円 (+2.6%)  本日終値
 オリエンタルランド<4661>が物色人気となり一時7000円大台を回復したほか、エイチ・アイ・エス<9603>も買いを集め地相場の4000円台に復帰してきた。テーマパークを運営するUSJが東証1部への再上場を12月とする方向で最終調整に入ったと産経新聞が報じたことを受け、東京ディズニーリゾートを運営するOLCやハウステンボスを展開するHISなどの株価を大きく刺激する格好となっている。ここ、中国景気の減速懸念を背景にテーマパークはインバウンド関連の位置付けで売りを浴びたが、全体相場の落ち着きと歩調を合わせて仕切り直しの買いを誘導している。

■パーク24 <4666>  2,362円  +58 円 (+2.5%)  本日終値
 パーク24<4666>が続伸している。同社はきょう、ZMP(東京都文京区)と進めている駐車場での自動駐車の実現に向けた実証実験の内容について、開催中のZMPフォーラムで報告したと発表。自動運転技術などを手掛けるZMPの関連銘柄として注目度が高まっているようだ。この実証実験は、完全自動駐車を実現するための車両側でのテクノロジーおよび駐車場側での施設設計の在り方や、それらに関わる走行データの取得など、今後解決すべき課題を明確にするために実施したもの。両社は今後も共同で、自動駐車の実現に向けて検討を進める。

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