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【通貨】東京為替:ドルもみあい、日本と中国の株価にらみ


27日午前の東京外為市場で、日経平均株価の大幅続伸を背景にドルは一時120円37銭まで買われた。その後は120円挟みで推移した。日経平均の上げ幅はやや縮小したが、上海株が強含んだ場面ではリスク選好的なドル買いが観測された。120円50銭でストップロスのドル買いが執行されるとの見方もドル相場を下支えした。


ただ、ユーロ、豪ドル、英ポンドなど主要通貨に対する米ドル売りが観測されており、この影響で対円でもドル売りのフローが増加。昼にかけては伸び悩んだ。


目先も上海株が上昇すればドル買いが見込まれるが、25日の取引で上抜けられなかった120円40銭の水準が上値抵抗線として意識される可能性もある。


ここまでは、ドル・円は119円82銭から120円37銭、ユーロ・円は135円67銭から136円42銭、ユーロ・ドルは、1.1311ドルから1.1342ドルのレンジ内で推移している。


【要人発言】
・中国人民銀行
「7日物リバースレポで1500億元の資金供給」

《TY》

 提供:フィスコ

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