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【材料】注目銘柄ダイジェスト(前場):大阪チタ、リーバイス、五洋建設など


<5726> 大阪チタ:3005円(前日比+267円)
買い優勢。2015年度中に航空機向けチタン材料の生産を約8割増やすと報じられている。ボーイングやエアバス向けに需要が回復すると判断したようだ。スポンジチタン専業メーカーアであり、増産が収益拡大に直結するとの見方から、今後の収益水準の急拡大が期待される状況となっているようだ。東邦チタニウムなども連れ高する格好に。

日本ライフL<7575>:2275円(前日比+179円)
大幅続伸。1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は9月30日。同社株式の最低投資金額は前日終値ベースで20万9600円だが、投資単位当たりの金額を引き下げることで流動性の向上や投資家層の拡大を図るという。

リーバイス<9836>:362円(買い気配)
ストップ高買い気配。15年11月期の通期業績予想を上方修正している。営業損益見通しは従来の4.40億円の赤字から1.70億円の黒字(前年同期は10.22億円の赤字)へと引き上げた。親会社であるリーバイ・ストラウス・アンド・カンパニーとの商標権契約書を改定し、支払ロイヤリティが通年で約6億円減少する見込みとなった。また、在庫損害を補てんする受取保険金0.31億円を営業外収益として計上する予定という。

東和フード<3329>:3530円(前日比+280円)
大幅続伸。本日発表が予定されている第1四半期(5-7月)決算について、一部メディアで観測が報じられている。経常利益は前年同期比2.5倍の1.90億円前後になったようだ。主力の高価格喫茶店「椿屋珈琲店」の既存店売上高が伸び、業績をけん引したという。また、10月末を基準日として株式分割を実施する公算が大きいとも伝わっており、材料視されているようだ。

ピープル<7865>:1970円(前日比+189円)
大幅続伸。16年1月期の第2四半期(15年5-7月)及び上期(15年2-7月)業績予想を上方修正している。第2四半期の営業利益見通しは従来の0.50億円から1.30億円(前年同期は0.02億円)へ、上期では1.63億円から2.42億円(同0.65億円)へと引き上げた。円安に伴う海外販売の上乗せに加え、国内販売において女児玩具カテゴリーの人形の売れ行きが想定を超えたことや「お米シリーズ」の補充好調も影響したという。

五洋建<1893>:575円(前日比+38円)
大幅に続伸。みずほ証券では投資判断「買い」を継続し、目標株価は610円から650円に引き上げたようさ。同社がとく意図する海洋土木工事の割合が上昇するとの見方から、17年3月期以降の利益予想を上方修正している。マドを空けての上昇で25日線を突破。

神戸物産<3038>:11420円(前日比+640円)
続伸。一目均衡表の雲上限を支持線として機能する格好でのリバウンドを見せてきている。安倍首相とオバマ米大統領は26日、電話協議を行った。交渉中の環太平洋経済連携協定(TPP)に関して、オバマ大統領は「9月中に何とかしたい」と述べ、来月中に閣僚会合を開いて大筋合意を目指す考えと伝えている。改めてTPP関連への物色が意識されてくる。

《KS》

 提供:フィスコ

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