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【通貨】8月26日のNY為替概況


26日のニューヨーク外為市場で ドル・円は、119円92銭へ上昇後、118円92銭まで反落して119円75銭で引けた。予想外のプラスに改善した米国の7月耐久財受注を好感しドル買いが優勢となった。その後、ダドリーNY連銀総裁のハト派発言「数週間前に比べ9月の利上げの切実さは減った」「国際的な事象はリスクを高め、利上げのタイミングに影響を与える」でドル売りが再燃。引けにかけて米国株が上げ幅を拡大したためドルは下げ止まった。

ユーロ・ドルは、1.1438ドルから1.1323ドルまで下落して1.1330ドルで引けた。プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事が量的緩和(QE)の拡大の可能性を示唆したためユーロ売りが加速。また、米国株式相場の上昇や低調な米国の5年債入札を受けて債券売りが強まり利回り上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。ユーロ・円は、136円54銭から135円47銭へ下落した。

ポンド・ドルは、1.5593ドルから1.5465ドルまで下落。

ドル・スイスは、0.9438フランから0.9538フランまで上昇した。



[経済指標]・米・7月耐久財受注:前月比+2.0%(予想:-0.4%、6月:+4.1%←+3.4%)・米・7月耐久財受注(除輸送用機器):前月比+0.6%(予想:+0.3%、6月:+1.0%←+0.8%)

《KY》

 提供:フィスコ

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