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2015年08月26日15時50分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):川重、ユタカ技研、ワコム、第一生命

■川崎重工業 <7012>  449円  +19 円 (+4.4%)  本日終値
 川崎重工業<7012>が反発。一時、前日比4円安の426円まで下落するなど弱含む場面があったものの、持ち直してプラス圏の推移となっている。SMBC日興証券では、「先進国のモーターサイクル販売状況は比較的堅調」としながらも、「インドネシア、タイ、フィリピン等では、会社計画に対し下振れ傾向で推移している」と指摘。新興国については、「第1四半期に続き、第2四半期においても在庫調整を図る必要があるもの」と考え、16年3月期会社予想営業利益1020億円の達成は、1ドル=120円の同証券前提では「やや厳しい」と予想。目標株価を660円から550円へ引き下げている。

■ユタカ技研 <7229>  2,208円  +88 円 (+4.2%)  本日終値
 ユタカ技研 <7229> [JQ]が大幅反発。日経産業新聞が26日付で「ホンダ系自動車部品メーカー、ユタカ技研は自動車の排ガスの熱エネルギーを回収・活用して燃費を改善する排熱回収器(ヒートコレクター)を開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「3億4千万円を投じ、豊製作所(浜松市)に生産ラインを新設し、2016年春から量産する」という。同社にとっては初の自社開発製品となり、量産効果による業績への寄与に期待した買いが向かった。

■ワコム <6727>  420円  +16 円 (+4.0%)  本日終値
 ワコム<6727>が8日ぶりに反発している。24日に、韓国サムスン電子が今月13日に発表した新型スマートフォン「Galaxy Note5」に、同社独自のデジタルペン入力ソリューション「feel」が搭載されたと発表。全般相場の悪化でこれを評価する動きは限定的だったが、この日、改めてこれを評価する動きとなっている。「Galaxy Note5」は、モバイル機器を自在に駆使する「マルチタスクユーザー」に最適なスマホとされ、付属の新型Sペンは、手にバランスよくフィットし、向上した手書(描)き性能や、「より多くの操作を、より早く」こなせることが特徴。また、ロックされた状態のままでも、新型Sペンの特殊な機構を利用して、アイデアやメモ書きを即座にスクリーン上に書きとめることもできるという。なお、今回の「Galaxy Note5」への「feel」の採用で、歴代の「Galaxy Note」シリーズに5年間連続で採用されることになる。

■第一生命保険 <8750>  2,124円  +80 円 (+3.9%)  本日終値
 第一生命保険<8750>は売り買い交錯も買い優勢でスタート。日本生命保険は三井生命保険を買収する方向で最終調整に入ったことが各メディアを通じて伝わった。買収金額は3000~4000億円規模との見方が有力で、9月中にも正式合意を目指すとされる。日本生命は現在、国内生命保険2位、三井生命は同8位だが、今回報じられている買収が実現すれば首位に立つことになる。第一生命は保険料収入首位の座を明け渡すことになるが、足もとは今回の報道が株価の刺激材料となっている。なお、生保業界再編の思惑は他の関連銘柄にも広がり、T&Dホールディングス<8795>は連想から買いが先行している。

■良品計画 <7453>  25,020円  +870 円 (+3.6%)  本日終値
 良品計画<7453>に押し目買いが入っている印象、株価は前日比970円高の25120円まで上昇する場面もあって商いが膨らんできている。 かつての話になるが、欧州系証券会社のアナリストが「良品計画が第2のユニクロになる」と話題になったことがある。株価は今年1月には13000円台だった、あれから約3万円まで値上がりして現在は株価調整中。JPモルガン証券では24日付けアナリストレポートで、良品計画の目標株価を2万3000円から3万500円に大幅引き上げ、投資判断を「オー バーウェイト」継続と紹介した。市場では相場が悪化しているタイミングで強気なレポート、特に引き上げ幅が大きい目標株価が注目された。

■イオン <8267>  1,775円  +60 円 (+3.5%)  本日終値
 イオン<8267>が反発、一時前日比73.5円高の1788.5円まで買われている。同社は25日の取引終了後、7月度の連結営業概況を発表、売上高に相当する営業収益は前年同月比20.2%増の6834億円となりこれを好感する動き。7月度はGMS事業やSM・DS事業、小型店事業、ドラッグ・ファーマシー事業およびサービス・専門店事業などの売上高が好調に推移して全体を牽引している。

■TKC <9746>  2,859円  +94 円 (+3.4%)  本日終値
 TKC<9746>が5日ぶり反発。この日の朝方、中堅・大企業向けにクラウド版の固定資産管理システム「FAManager」の提供を開始したと発表しており、業績への寄与を期待した買いが入っている。「FAManager」は、同社が提供している固定資産管理システムを大幅にリニューアルしたもの。クラウド化により、子会社などからのデータ収集を容易にし、企業グループ全体での固定資産データの一元管理を可能にするとともに、データ連携機能の大幅な強化で、固定資産にかかる決算・申告業務を効率的に行うことができるようになったという。販売価格は標準的なシステム構成で年間40万円からで、20年までに800社への導入を目指している。

■理研ビタミン <4526>  4,050円  +130 円 (+3.3%)  本日終値
 海藻、ドレッシングなど食品メーカーの理研ビタミン<4526>が反発。25日引け後、自社株買いを実施すると発表しており、株式需給の改善を期待した買いが入っているようだ。発行済み株式の0.68%にあたる15万株、5億8800万円を上限に実施する。25日終値3920円で、きょう寄り付き前の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で買付けの委託を行うとしている。同社では、「経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため」としている。

■太平洋セメント <5233>  395円  +12 円 (+3.1%)  本日終値
 太平洋セメント<5233>が2日連続の陽線で下げ止まり機運、前日比15円高の398円まで買われている。直近の日経平均が大幅安したことに比べると、比較的下落率の低い銘柄だけに下値抵抗感が強いトレンド。クレディスイス証券では太平洋セメントの目標株価を460円から550円に引き上げ、投資評価「アウトパフォーム」を強調とアナリストレポートで紹介していることが判明。株式市場では東京オリンピックを控えて、建設、インフラ工事関連株への関心が高まっている中で、アナリストもセメント需要が好調であることに着目しているようだ。特にクレディスイス証券では、「オリンピックは通過点、2020年以降も建設投資は高水準となろう」としており、マーケット関係者からは相場急落の直前まで高値追いしていた大成建設<1801>、大林組<1802>、清水建設<1803>など大手ゼネコン株の再度株価上昇に期待が残るという意見も聞かれた。

■参天製薬 <4536>  1,792円  +53 円 (+3.1%)  本日終値
 25日、参天薬 <4536> が中国で開放隅角緑内障・高眼圧症治療剤「タプロス」の輸入医薬品承認を取得したと発表したことが買い材料。「タプロス」はプロスタグランジン F2α誘導体の緑内障・高眼圧治療剤で、現在世界60ヵ国以上で展開している。発表を受けて、「タプロス」の中国での発売による業績への寄与に期待する買いが向かった。

●ストップ高銘柄
 アイサンテクノロジー <4667>  1,366円  +300 円 (+28.1%) ストップ高   本日終値
 ジェイテック <2479>  229円  +50 円 (+27.9%) ストップ高   本日終値
 イチケン <1847>  404円  +80 円 (+24.7%) ストップ高   本日終値
 テクノスジャパン <3666>  2,550円  +500 円 (+24.4%) ストップ高   本日終値
 ALBERT <3906>  1,750円  +300 円 (+20.7%) ストップ高   本日終値
 など、12銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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