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【材料】欧州大手証券、非鉄株に対し慎重な見方を継続

 UBS証券の非鉄金属セクターのリポートでは、金属市況が下げ止まらないことを受け、「各社想定や同証券予想を下回って推移、各社とも業績は下振れリスクを抱える」と指摘。「銅市況は各社前提条件を下回りつつあり、住友金属鉱山<5713>、三菱マテリアル<5711>の銅鉱山事業に影響を与えそう」とみて、「三井金属<5706>は多くを高値で予約しているため15年度の収益影響は僅少」とみているものの、「亜鉛、インヂウム市況の下落で負の在庫影響が発生しそう」と解説。ニッケル市況は住友金属鉱山の前提条件を大きく下回っているため、「足元のままで行けば大幅な業績下振れは避けられない」と想定。
 中国、世界経済の減速懸念、米利上げの可能性など不透明要因が多いことから、非鉄株に対して慎重な投資判断を継続している。
《MK》

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