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【通貨】外為サマリー:再度1ドル119円割れへ下落、日経平均株価失速で売り膨らむ

 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=118円97銭前後と前日午後5時時点に比べ1円43銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=137円60銭前後と同66銭のユーロ安・円高で推移している。
 ドル円相場は午後1時ごろまでは120円ラインに乗せていたが、日経平均株価が下げに転じるのと歩調を合わせドル売り・円買いが活発化。午後2時50分過ぎには一時118円88銭と一気に118円台後半まで急落した。リバウンド狙いの買いで120円回復が期待されたが、上値では売りが優勢となり、119円前後に下落した。ドルが一時116円台まで暴落したニューヨーク市場の余波は収まらず、適正水準を探る展開となっている。
 この日はドイツの8月Ifo景況感指数や米7月新築住宅販売件数などの発表がある。特に、欧米株式市場が下げ止まるかが最大の焦点であり、株安が続けば、再度、ドル円相場は下値を探る展開となる可能性がある。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1565ドル前後と前日に比べ 0.0082ドルのユーロ高・ドル安で推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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