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【材料】富士フイルムが反発、チェキ人気で押し目買い

 富士フイルムホールディングス<4901>が5日ぶり反発、全般相場は強弱感対立のなか乱高下を繰り返しているが、同社株は前場後半にプラス圏に浮上してからは、ほぼ買い優勢の展開を続けている。株価は前日まで4日続落し、きょうの安値までの下げ幅は800円に達したが、実態面から押し目買いを誘っている。16年3月期業績は本業の儲けを示す営業利益が前期比10.2%増の1900億円を見込んでいるが「100億円程度の上振れ余地がある」(国内中堅証券)という見方が強い。インスタントカメラ・チェキでは利益率の高いフィルムセットが収益に貢献している。また、同社は24日、スイーツをイメージした5色のチェキ「instax mini 8プラス」を発売することを発表、これも買いの手掛かり材料となっているようだ。

富士フイルムの株価は14時18分現在4701.0円(△23.5円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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