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【材料】JALが急反発、原油安による原燃料低下メリットで空運が値上がり断トツに

 JAL<9201>が急反発、一時前日比215円高の4305円まで買われたほか、ANAホールディングス<9202>も買いが先行し7日ぶりの反発となった。空運は業種別値上がり率で断トツに買われている。24日、北米指標であるWTI原油先物は前日比2ドル21セント安の1バレル=38ドル24セントに下落しており、一時、37ドル台をつけるなど約6年半ぶりの水準まで下押す場面があった。原油安は世界株市場にとってリスクオフを暗示するマイナス材料と捉えられているが、企業収益面では経営実態に好影響をもたらすケースが多い。空運は原燃料コストの低下メリットが追い風となる。全体相場が落ち着きを取り戻すなかで、業績の改善効果を評価した買いが入っている。

JALの株価は11時18分現在4325円(△235円)
ANAの株価は11時18分現在366.0円(△20.5円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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